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アワーグラス銀座店には、日本では唯一のパテック フィリップのショップインショップが。

リニューアルで最も大きく変わったのは、他にはない設えによってより一層その世界観に浸ることができるパテック フィリップコーナーだ。内部に置かれるデスクやチェアなどは十分特別なものだが、同社がバカラに特注したというシャンデリアが一層きらびやかに輝いていた。スーパーコピー時計奥に配される個室は、外からは様子が伺えないようウムガラスが配されており、プライバシーにも配慮されている。屋外から眺めると、店舗の右半分がパテック フィリップ用の設えであることに気づく。日本に30店あるパテック フィリップ取り扱い店のなかでも、ブティックに次ぐ品揃えと特別感を演出してくれそうだ。

パテック フィリップ 7234G-001 コンプリケーション カラトラバ・パイロット・トラベルタイム

品番:7234G-001
◆技術データ
自動巻ムーブメント
キャリバー 324 S C FUS
出発地と現地の時刻を表示するデュアルタイムゾーン機構
出発地と現地の昼夜を窓表示
現地の日付を指針表示
センターセコンド

文字盤
ブルー塗装、夜光付ゴールド植字数字
スーパールミノヴァ夜光付ブルー仕上げホワイトゴールド・バトン型現地時刻表示用時針
ラック・ホワイト・ホワイトゴールド・バトン型スケルトン出発地時刻表示用時針

ケース
ホワイトゴールド仕様
サファイヤクリスタル・バック
6気圧防水
ケース径:37.5 mm
厚さ:10.78 mm

「時計を購入する瞬間というのは、新車の納車のように気分が高揚するものです。その時間をくつろぎながら過ごしていただきたいという思いから、店内はプライバシーを守りながらなるべく開放的に、ゆっくりとしていただけるよう、ソファや各コーナーの配置にも気を配りました。バーカウンターはさらにバージョンアップしていますが、そもそもお客様のたまり場のような空間として作ったということもあり、手元の時計を照らすライトを付けるという小技も効かせています。もちろん、お酒のラインナップはプロのバーテンダーもうなるほど用意しています(笑)」

 世界観の統一という観点では、時計専門店では珍しくブランドブースごとのインターバル部分も一貫してアワーグラスによる造作だ。通常、ブランドロゴはそれぞれ個別の造作となるところを、店内随所に使われている本革を用いたパネル上にロゴを配することで統一感のある店内を実現している。高級時計業界において、長年にわたって実績を積んできた桃井氏ならである。